お婆ちゃんの貴重な話

本来は年末にフィリピンへ行く予定だったのですが、急遽ピーナちゃんのリクエストでマニラへ向かうことになった。

特に大切な用事があるわけでもなく、お腹が大きくなりすぎて外出もままならないらしい。つまり、暇だということですね。

で、ピーナちゃんの実家へ着くとそこには何と、お婆ちゃんが遊びに来てるではないですか。わざわざパンガシナンからやって来たそうで、しばらく滞在するらしい。
お婆ちゃんにお会いするのは2回目で、ピーナちゃんと付き合った当初にパンガシナンにあるママの実家に遊び行った時以来だ。

年齢不詳、多分80歳は悠に超えてると思うが、本人も忘れたらしい。

フィリピンには沢山の子どもの姿は目にするが、やはり日中の暑さや街中の危険さにも原因があると思うが、お年寄りの姿を見るのは滅多にない。

私自身がお婆ちゃん子だったので、何だか嬉しくなる。

やはりフィリピンのお年寄りに接する機会は少ないので、ここでは貴重な話しを聞きたいと思い積極的に話し掛けることにと思ったが、ここで問題が。

お婆ちゃんの言葉はピーナちゃんが普段話しているタガログ語ではなく、パンガラット語。ピーナちゃんも分からないとのことで、今回はピーナちゃんのママを含めての会話となった。

Pangalatokとはパンガシナン地方にある言葉でフィリピンに多数ある言語のひとつ。 wikiより

つまり、
私(日本語)ピーナちゃん(タガログ)ママ(パンガラット)お婆ちゃん
という感じである。伝言ゲームみたいな感じであるが、ピーナちゃんの日本語の理解力があれば大丈夫だろう。

私の聞きたい話しのひとつの中に、戦争の話しがあった。学生の頃に勉強したが、あくまでも日本側からの視点のものであり、フィリピンなど他国から見ての戦争の話しは滅多に聞けるものではない。

お婆ちゃんに戦争時の話しを聞くと、暫く考えて思い口を開いた。

お婆ちゃん 「…… 忘れた。」

(;゚ Д゚)!?

やはり思い出したくない記憶もあるのであろう。それ以上は聞かずに別の話題に移った。

話の最後にお婆ちゃんがボソッと話している。

「戦争時の記憶は少ないが、今でも目に焼き付いて忘れることのできないことがある。まだ1年も満たない子どもが日本兵に空中に放り投げられ、落ちてくる際に銃剣で一刺しにされていた。それは忘れられない。。。」

衝撃的な話である。聞いた私も暫く動くことができなかった。
生の声は貴重でもあるが、当人にしてみれば心の奥に閉まった記憶をこじ開けるようなもの。
お婆ちゃんには嫌の過去を思い出させる事となり本当に申し訳ない気持ちになった。

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