私は8年ぶりにマニラに訪れ、急激に変化している街並みに驚いていた。新しい高層ビルがいくつも建設されていて、今の日本にない活気があふれていた。
当時の私は、フィリピンといえばボッタクリのイメージしかなく、フィリピン料理も美味しいとは感じられず、
今になって、あの時なぜマニラに行ったのだろう?と思えるぐらいのアンチフィリピン。今回そのフィリピンで運命の出会いがあるとは思いも知らず。
今回の旅の目的は、香港へ行くついでに、安いし近いから久しぶりに寄ってみるか。くらいの考えでマニラへ旅立った。
特に目的もなく、マニラのカオスな雰囲気の中でぶらぶらしようかなぐらいの単純な気持ちだった。
マニラといえばマラテでフィリピンパブに行く日本人が多いと耳にするが、今回はそのような予定はない。
実際にその国の文化や習慣などに触れることで今までの自身の価値観がガラッと変わる。そういった体験をしてみたい気持ちは以前から多いにあった。
日本では仕事漬けの毎日で、何の刺激もなく現状の生活から脱したい気持ちがあったのかもしれない。
マニラとひと口に言ってもとても広く、香港へ行くことがメインなので短時間では見て廻れない。マカティの都会的な場所は日本でも体験できるのでマニラの有名な教会やバクラランというマーケットが密集している場所を散策した。このバクラランは活気ある場所で何時間いても飽きることはない。
炎天下の中よく歩いたのでバクラランの近くにあるモール オブ アジアいう有名なショッピングモールでマッサージをすることにした。
日本にもあるような、小さなマッサージ店で当然日本人の客などいない。接客してくれるのは
目が大きく日本人好みの可愛い顔立ちの女の子だった。
これがピーナちゃんとの出会い。
そこで黙々とマッサージをしてくれるピーナちゃん。
交わす言葉は特にない。
施術も終え精算のためソファーに座っているところに、いきなり受付のお姉さんが
「クーヤ!!シャ、アコの妹ネ (´´・Д・`)ノ」 ※お兄さん、彼女私の妹ね
いきなりの日本語で驚いた。
「シャ、イカウがタイプ言ってる」 ※彼女、あなたがタイプと言ってます。
― ハハハ。じゃあ付き合うか?
と軽い冗談をやり取りしつつ連絡先を教えてもらい店を離れた。
日本語を話すお姉さんにも驚いたが、いきなりタイプだと伝えられるのにはもっと驚いた。
冗談のつもりだったが、気になりつつも初めての香港の旅を十分に満喫し、日本へ帰国するために再びフィリピンへ。。。(つづく)
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