今日はピーナちゃんのパパのお墓参りに行ってきた。
ようやくお墓も完成しパパとの再会だ。
パパも歓迎してくれているようでここ数日とは違って太陽も顔を出して日射しも強い。
パパに関しての話はコチラをお読みください。
最後の別れ 6月24日投稿
ピーナちゃんと出会って1年を
迎えようとしてる。私にとって
この1年は驚きの連続であり、楽
しいことだけではなく、時には辛
い時もピーナちゃんと共に歩んで
きた1年だった。
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場所はマニラのマカティにあるマニラ・サウス・セメタリー。
25ヘクタールもあるメトロマニラで一番大きい墓地だ。なんと52,000ものお墓があるらしい。実際に足を踏み入れてみたら分かるが、初めて行くと迷子になってしまいそうになる。
基本的にフィリピンでは火葬せずに土葬のお国柄である。
庶民のお墓の特徴はレンタルでスペースを5年契約で借りるらしい。5年間のレンタル料は10,000ペソ。それ以降は契約を更新するか、もし手続きをしない場合は廃棄されるようだ。
お墓と言っても一般庶民の墓はコンクリートでできたユニット型のもので、日本のお墓のイメージとは程遠い。もちろんそのお金すら払うことができない人はそこに入ることすら叶わない。最近日本でも新しいタイプの納骨が出てきており、場所や時代が変わればお墓も変わってくるのだろう。
一方でお金持ちの墓は広い敷地に悠然と墓石が建っており鉄格子で厳重に守られている。
フィリピンらしくここにもしっかりとした格差があり、死んだ後も貧富の差は歴然としている。
庶民のお墓
金持ちのお墓
日本の墓地とは違い、暗いイメージはなく、どちらかと言えば開放的で怖い雰囲気は全くない。
ここでも子どもたちが無邪気に走り回り、その家族と思われる人も暮らしている様子が伺える。
ピーナちゃんもに聞くと、
「ここで生活してるだから (´・ω・`)」
ご存知のとおりフィリピンではホームレスが数多く、墓地で生活している人もいるという。墓地で生まれ、そして墓地でパートナーと出会い、子どもができる。そして生まれた墓地で死を迎えるのである。
経済的に良くなっていく話は聞くが、その陰でこういった生活をしなければならない人もいるということを忘れてはならない。
私は将来的にフィリピンで骨を埋めてもいいと思っている。特にお墓もこだわりはない。ただ希望することは、ピーナちゃんが気軽に来れる場所に埋葬してほしい。
ピーナちゃんをふと見てみると、優しい顔でパパの墓を掃除している。
きっとパパも喜んでくれているはずだ。
天国でピーナちゃんとの結婚生活を見守ってくれているに違いない。
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コンクリートで棺が納められる場所とは、比較的良いお墓だとおもいます。
もっと安い所は、棺を置いてからコンクリートで固め、更に重ねて固める・・・
それで、レンタル料が払えなくなると、コンクリートの一部を砕き
朽ち果てた亡骸を潜り込んで掻きだして、別の人レンタルする・・・
この掻き出し作業,清掃は、お墓に住んで居る家族の仕事らしく
掻き出された亡骸は、黒いビニール袋,ごみ袋に入れられて、墓地の隅に山積みにされます。
こんな感じですから、血縁者でも同じ場所、上に重ねられたりすることはなく
空きが出来たところに入れられるので、同じ墓地内でも、お爺ちゃんはこっちでお婆ちゃんはあっち…
こんな感じが一般的のようですねぇ・・・
はじめてフィリピンの事情を知った時はショックでした。
私は裕福ではないですが十分に幸せですね。
これからも知らないフィリピンの一面を見ていくことになると思いますが
耐えることができるか心配になる時もあります。
楽しみながらのフィリピン生活ですが、一方責任も感じています。
コメントありがとうございました。