mother

ピーナちゃんの母親

最近ピーナちゃんが新しい日本語を覚えた。
「チチオヤ、ハハオヤ」(父親、母親)

日本人が使うことも少なくなったが、ピーナちゃんは何故かこの言葉がお気に入りだ。

フィリピンの人にとってこのチチオヤハハオヤは言葉に発するのが難しいのか、舌を噛みそうになりながら話している。
今まではパパ、ママと言っていたが、この言葉を覚えてからは何かにつけて父親母親を使う。少しでも日本語を覚えてくれるのは嬉しいことだし、ピーナちゃんの日本語を覚えようと努力する姿勢にも脱帽する。

そこで今回は私も大好きなピーナちゃんのハハオヤの話である。

ピーナちゃんママは家でサリサリストアを営んでいる。
昨年末にパパが亡くなってからはファミリーの大黒柱だ。いや、パパが生存中も大黒柱に変わりはない。
ママが営むサリサリストアの朝は早く、朝の2時に起床してはせっせと簡易なトゥルトゥル(食堂)に出すための朝食を作りお金儲けに励んでいる。
意外にも早朝からママの作った朝食目当てのお客さんが集まり、通勤や通学前にママの朝食でお腹いっぱいにして行くようである。また、ファミリーの朝食にもなる。

とにかく性格は明るい。私がピーナちゃんとLINEで電話をしていると、ピーナちゃんの電話を取り上げ私に片言ながら英語で話してくる。

そんなママだが、6人の子どもがいる中で特にピーナちゃんを溺愛しており、暇を見つけてはピーナちゃんの部屋へ転がり込んでピーナちゃんとお喋りを楽しんでいるようだ。そんなピーナちゃんもママのことを尊敬し、信頼をおいている。
私から見ても良い親子関係にある。

時折ママはふらっと家からいなくなることがある。ピーナちゃんに聞くと

「カードゲームよ 。好きだから (-ε-;)」

近所の友達とカードゲームでお金を掛けてるらしい。
日曜日になると、子どもたちにサリサリストアを任せてカードゲームをしに出掛けていく。時には帰りが朝方になるのもよくあることだ。

そう、ママも夢見るフィリピン人。
大好きなカードゲームで一儲けを企んでいるらしい。

一見お金ばかりを求めているように見えるが、6人の子どもを育て上げるために随分とお金の苦労もしたんだと思う。

先日、フィリピン滞在の際に突っ込んだ話をしてみた。

− そろそろママも新しい彼氏でも作ったら?

「 新しいボーイフレンドとデートがいい (*・∀・)/」ピーナちゃんも援護。

でママというと

『 面倒くさい。これ以上人の面倒を見るのは嫌な (´Д`ι)』

年齢から言ってママの交際相手となると大抵は無職状態。
扶養家族は定員オーバーらしい。なるほど納得である。

パパが亡くなってからのママは私たちの前では寂しそうなそぶりは一切見せず元気に振舞ってはいるが、ピーナちゃんが言うには夜中ひっそりと涙を流している時もあったらしい。パパは呑んだくれで、ママは文句ばかり言っていが愛していたのは間違いない。

今回の提案はお節介が過ぎたかもしれない。

別れは必ず訪れるもの。それも予期せずに突然やってくることもある。
ママを見て思ったのが、そんな別れがあった時にピーナちゃんが私を想い出して涙を流してくれるような結婚生活を築いていきたい。

ママのエピソードは多くてこの場では書ききれない。またの機会があれば話してみようと思う。

 

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